第69回 水彩画 日曜展示
第69回 水彩画 日曜展示
392「シーラ原田んぼ」
ファブリアーノ 手漉き水彩紙
2021.8
393「倒伏した田んぼ」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8
394「石垣:雲湧く」
ファブリアーノ手漉き中判全紙
2021.8
395「草地」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8
396「夕暮れ」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8
397「シーラ原田んぼ」
インドの水彩紙 中判全紙
2021.8
398「宮良川中流域」
ファブリアーノ手漉き水彩紙
2021.8
どの絵も田んぼをやりながら描いたものである。毎日田んぼに行く。田んぼに行き、田んぼをみているのが、おもしろい。田んぼの脇にアトリエカーを停めて絵を描いている。田んぼでは水管理と、ジャンボタニシ拾いをする。それから水牛の世話。
その時の気分次第である。水牛は可愛いし、おもしろいのであれこれやってみる。小さな寝転べる水たまりを作ってやった。そこでどろんこ遊びをやっている。体中に泥を塗りたくって喜んでいる。まあ汚くなってしまったが、それが良いらしい。
田んぼにいる間のほとんどの時間絵を描いている。シーラ原田んぼは眺めが良いのだ。海も見える。西表島も見える。そして於茂登岳も見える。川もある。草原もある。密林もある。水の張られた田んぼ。実った田んぼ。その時々の面白さがある。
目の前の風景を描く。まったく別の絵を描くこともある。何故そういうことになるかは考えていない。やりたいと思ったことに従うことにしている。一日3枚描く日もあった。一枚も描けない日もある。平均して1枚よりは多い。