213 水彩画 日曜展示
213 水彩画 日曜展示
10号前後の作品です。
489「三津富士」
2024.5
490「岬」
2024.5
486「渓谷」
2024.5
487「崖上の家」
2024.5
488「松本平の夜」
2024.5
489「岬」
2024.5
490「バンダセルレア」
2024.5
今週も稲刈りの準備をしながら絵を描いていた。石垣島は梅雨なので、雨が続いている。雨の中で絵を描いているが絵が少し重くなると言うことがあるかもしれない。目に映っている色が絵に出てくることがある気がする。濡れた色は美しい。
濡れている世界は色彩を深めている。潤うことで色が味わいを深める。乾いていた時には表れて居なかった色まで、ものの表面に出てくることになる。乾いていなかったときには隠れていたものが表出する。森も畑も濡れることで、隠していた本当の姿を見せている。
地面と空との関係が変る。雨も良いものだ。水というものは神と言われるはずだ。水は循環している。命を宿しながら、時間の旅をしている。この水の感覚になって絵を描きたいものだ。水で濡れたときにものは、その姿を見せることがある。