2月8日ののぼたん農園

   



 2.3,4,番田んぼである。手前に3番溜め池が少し見えている。右の遠くに5番田んぼ、左の遠くに7番田んぼが少し見えている。7番は前回の直播きで苗が8葉期ぐらいまで伸びている。生育にばらつきがあるが、何とか直播きが成功した状態までは来た。

 のぼたん農園では現在2度目のイネの苗作りが進んでいる。ある程度ずらして稲を作り、毎月稲刈りというような状態になるのが目標である。まだ苗は2葉期である。生育は寒波が来たために今までで一番良くない。穴あきビニールを使えば良かった。石垣には売っていなかったのでメッシュの布で覆った。こういう所が甘い。

 種を蒔いてから、10年に一度という寒波が来た。寒波の上に冷たい風も吹いた。苗の生育には難しい状況が続いた。水位を少し上げた方が良いかも知れない。苗代の水が少し不足気味かもしれない。雨に合わせて水位を上げたい。と言ってもしばらく雨が降らないようだから、少し厳しい状況が続くかも知れない。


 左から、1,2,3,4,5番田んぼである。オレンジ色がコンテナで、その中に農業資材がしまってある。その左にトラックターが見える。右下に少し見えるのが7番田んぼ。手前側には2番溜め池がある。溜め池が5つ沢沿いにある。

 まだ石垣島でのイネ作りを把握できていない。気候の変化が大きい。何時種を蒔くのが一番良い時期なのかが分からないで居る。早く蒔きすぎたと今は感じているが、12月に蒔いた、直播き田んぼはなんと生育している。まだ気温が高かったわけだ。ともかく石垣の気候はむずかしく、予測が定まらない。


 手前にあるのが1番溜め池。その向こう側が0番田んぼ。一番遠くに見えるのが、8番田んぼ。田んぼはすこしづつ、整備が進んでいる。草垣例に無いのは冬だからと言うこともある。冬はさすがに草の出が遅くなる。他の季節であれば忽ちに、草で覆われる。



 1番から、6番田んぼまで、見えている。6番は細くしか見えないが、正方形で2畝の田んぼである。ばらまきの直播きを試したが、良く発芽していたのだが、鳥にやられたのか、ネズミにやられたのか、突然すべてがなくなってしまった。直播きは無理と言うことかもしれないと感じた。

 
 のぼたん農園の機械小屋である。素晴らしい看板が出ているが、これはアッキーさんが作ってくれた。デザイナーをされている方である。若々しい感覚でとても気に入っている。このデザインのテーシャツも作った。

 機械小屋の中も大分充実してきている。将来小さなライスセンターになればと考えている。小屋から突き出している塩ビ管は、籾すり機の籾殻排出管である。しっかりした櫓で支えている。台風対策である。下に重しの石でも乗せたいと思う。

 小屋を土台に縛り付ける、ワイヤーを3本、屋根の上全体に回そうと考えている。それがトイレもワイヤーで縛る予定だ。



 これは光合成細菌。20リットルを3個作っているところ。後2つ容器がある。2週間して一回目が終われば、5つに増やす。これを月に一回田んぼにいれてゆく。肥料効果と土壌の腐敗を防ぐためだ。

 石垣では冬でも野外で十分光合成細菌の繁殖が可能だ。田んぼに繰返し入れて行けば、田んぼに光合成細菌が居着いてくれるかも知れない。今はエビオスで繁殖させているが、今度泡盛粕を貰えたら、それでも試してみたい。

 
 
 直播きの田んぼ8番。笹村担当の田んぼ。出は余り良くなかったのだが、なんとか、田んぼらしくなってきた。現在8葉期まで来た。伸びの悪い株もあり、なかなか直播きはそろわないようだ。前回と前々回は良かったのだが、やはり少し寒すぎたことが影響しているのかも知れない。



 7番田んぼ三線田んぼ。ここも直播き田んぼ、8葉期まで進んだ。


 麦畑。2回管理木で土寄せ除草を行った。播種機の不調で種の蒔きすぎになっている。今回は試験栽培だから、これでもいい。ニシノカオリである。何時は種をするのが良いか、これも良く分からない。


 4番田んぼの畑と、遠くに見える苗床。
 アカウキクサどの田んぼにも出てきている。増えてくればかなりの緑肥になるはずだ。一年中あればかなり腐食を増やしてくれる効果が期待できる。またウキクサがあれば、その下の田んぼの草は抑えられる。

 - 楽観農園