第71回 水彩画 日曜展示

   

第71回 水彩画 日曜展示






399「名蔵湾」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8








400「シーラ原田んぼ」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8








401「シーラ原」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8







402「シーラ原田んぼ」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8







403「シーラ原」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8







404「名蔵湾」
ファブリアーノ 中判全紙
2021.8








405「天橋立」
サンダース水彩紙 中判全紙
2021.8







406「名蔵湾」
ファブリアーノ 中判全紙
2-21.8


 今回は俯瞰図を主に掲載してみた。空間の広がりに強く惹かれる。広がっている空間を見ると、この大きさのようなものを描いてみたくなる。自分では子供の頃見ていた、甲府盆地の広がりなのではないかと思っている。

 雄大ではあるのだが、ある意味箱庭的な物である。甲府の町は大きな盆地の中にあるから、いわば盆景のようなものを見ていたとも言える。様々なものが配置されている。それが人の暮らしをまぜこぜにして、景色になっていた。

 田んぼに水が入ると、昔甲府盆地が湖だったという時代を思い起こさせた。笛吹川が氾濫して、本当に湖になったときもあった。山の奥から、眺めている景色。当事者では無い景色とでも言うのだろうか。

 自分にとって進むべき方向は、未だにはっきりしないが、すこしづつ違う方向は、分かってきた気がしている。描き続けて行くほか無い。いつかどこかにたどり着くつもりだ。

 - 水彩画