12枚の絵はがき計画
日曜展示してきた作品が1年を過ぎ、300点を超えた。100才まで日々の一枚を続ける計画である。365作品が無いのは残念なので、二年目が終わるまでには730点に追いつくつもりである。画狂老人卍2になる道である。
絵はがきにする12枚の絵を選ぶ日がきた。何か自分で目標を作ることにした。石垣島では絵を描くばかりである。その絵の中から12枚を選び絵はがきを作ろうと思う。絵はがきが出来たら4つのことを考えている。
ブログで日曜展示している絵から、選ぶことになる。12枚選んでセットで印刷屋さんにお願いする。セットでお願いするととても安く、気軽に頼める。
コメント欄に何番の作品を絵はがきにしたら良い。と投票を頂きたい。メールでも良いです。投票を選ぶ参考にしたいと思っている。投票のお礼に出来上がった12枚の絵はがきを送らせてもらう。
左側にある水彩画のカテゴリーをクリックして貰うと、絵がずらずら出てくるので、その中からこれが中では良い、というものを選んで欲しい。番号を書いてくれれば分かるので、コメント欄から番号を書いて送って貰えば大丈夫です。公開はしないので住所を書いておいてくれれば、必ず出来た絵はがきは送らせていただきます。
絵はがき作りは500セット作るのも1000セット作るのも値段は似たようなものなので、是非とも多くの人に12枚の候補を選んで貰いたい。ぜひとも協力をお願いしたい。
絵は自分のすべてである。自分の内側のすべてのはずなのだ。自分がものにどこまでなっているのか。自分が出し尽くせているのか。自分という存在の表現に果たして成るのだろうか。この事だけで絵を描いている。道は果てしなく遠い。
絵にはすごく自信もないし、不安で一杯である。だから見てくれた人の意見を聞いてみたいものなのだ。自分の絵など本当にくだらない物で、何をやっているのだろうと思えて、苦しい日もある。
それでもこうして日曜展示をすることでいくらか,自分の弱い心の助けになっている。お会いするとあれはいいよなどと言ってくれる人もいる。どうしてもブログでの作品発表と言うことになると、自己顕示欲でおかしくなった奴ともいえないこともない。すべては絵次第である。そもそもブログにはそういう匂いがつきまとう。まあそんなことを気にしている場合でもない。
自分の人生である。好きにやるほかない。コロナの時代では他にやれることはいかにも少ない。絵はがきを作ることにしたのは四つの理由がある。
まず第一は石垣島で絵を描いているときに、そばの畑の方には絵はがきを手渡している。そのための絵はがきが残り少なってきたからだ。随分配ったことになる。
地域の農家の方にすれば、車を止めて何をしているのか不安になる。毎日来て車を止めているのだから不安になるのは当然である。不動産屋と間違えられたこともある。それで、絵はがきを手渡して、石垣島を描いていると言うことを認知して貰おうと考えている。
2つ目は、コロナの時代になり、人との交流が難しくなっている。それでも個展をやる人がいるが、私はとうてい怖くて個展に出かけて行くことなど出来ない。この秋の水彩人もまだ出来るのかさえ分からない。
何か目標が必要と考えて、絵はがきを作ることにした。石垣島の絵を中心に絵はがきを作り、これからの活動の材料にしたいと考えている。いくつか活動を始める考えがあり、その何かになるのではないかと考えている。東京のある場所で展示しようと考えている。その提出資料にしたい。
3つめはアトリエ展の計画である。コロナが収束したならば、石垣島でアトリエ展を開催したい。その時に絵はがきを使えると考えている。見に来てくれた人に、お礼に差し上げるものである。
そして4つめはある雑誌に載せて貰うための資料である。これも今のところ出来るのか先行きは分からない。ただやりたいと思うだけである。「一枚の繪6.7月号」という美術雑誌に今回絵を掲載して頂いている。ありがたいことだと思っている。こうしたことも絵を描く区切りになる。
人間が分断される時代のなかで、絵には絵の役割というものがある。出来ることがあるのかもしれないと考える。人間同士の距離が遠くなり、美術というものの位置も変わってくるのだろう。何か新しい活動の方法を見つけたいと思っている。
インターネットはその一つの手段になり得ると思う。ITにおける作品が15億円とかで取引されたという。人間が表現する生き物である以上、絵画する行為がなくなることはない。絵画した結果がどのようになるのか。ITに関わりが無いはずがない。
絵はがきを作ることはささやかなことであるが、それでも四つの目標に少し動くことになる。是非協力をお願いします。