第42回 水彩画 日曜展示

   

第42回 水彩画 日曜展示

 サイズはすべて10号、ファブリアーノ、荒目厚紙






177「内灘の家庭菜園」
2021.2







178「崎枝の農地」
2021.2





179「傾斜地の耕作地」
2021.2






180「フサキ半島の草地」
2021.2







181「名蔵の農地のトックリヤシ」
2021.2






182「与那国島の丘陵地帯」
2021.2





183「読谷村座喜味城跡」
2021.2

  10号程度の作品の展示をそろえた。いろいろのサイズを描いているのだが、展示するときに余りサイズが違わない方が良いのかと思った。

 今は過去にないくらいに絵が描けている。たぶんコロナのおかげかと思う。自分の何かが、煮詰まったような気がする。出来ても出来ないでも終わりまで描いている。やれる間は一日一枚のつもりで描いてみようと考えている。

 アトリエカーの御陰もある。いかなる日でも絵を描くことが出来る。決まって絵を描きに出かけることが出来る。気持ち的にも早く行きたい気持ちがいつもある。午後は明日かくえの準備をしている。どの絵をどうするか考えている。

 こんなことも今までにないことだ。さらに言えば、石垣島に来たと言うことが何より大きいのだろう。農業と距離が出来て、ともかく絵を描くことが日課である。午前中に絵を描きに行けないということはない。何か用事があったとしても午後だけである。これはできる限り続けさせて貰うつもりだ。

 だから、すこしづつ絵が良くなってきた。と言いたいところだが、正直なところまだまだである。たまたま、これが自分の絵かなと言う何かが垣間見えると言うくらいである。それは水彩画の色彩にこの色調は好きだな。自分だなと思えることがある。

 自分の水彩画の色で、自分の捉えている物を、人に伝えることができるような絵が描けるか。それは私の世界観とか哲学と言うことになるのだろうが。言葉にしてしまえば、これは私が考えているすばらしい世界ですということだ。

 またとない素晴らしいものを描きたいのである。絵を描いていて、10時前後に10分ほど描いている周辺を散歩する。するとまさに天上世界を歩いているような、幸せ感に包まれる。石垣島はそれほど美しい場所なのだ。この素晴らしさが絵に描ければ、それでいいと言うような気持ちでいる。

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