フェースブックを始めました。

   



 石垣島田んぼ勉強会のフェースブックを始めた。と言っても何だかまだよく分かっていない。そもそもフェースブック自体は随分昔一度登録してすぐ止めた。農の会のフェースブックを読んだり、写真を載せたりするためにその後もういちど再開した。自分でフェースブックのページを持つと言うことはしたことが無い。

 しかし、登録しただけでなぜか、友達の申請のようなものが来る。それが不可思議で一度は止めた。友達と言われてもなアーという感じである。別段友達じゃなないし、と言う人もよく居る。その人だけ友達で無いと言うことを明確にするのも何だから、友達だよなと思う人でも友達登録はしたことが無かった。

 フェースブックという枠内で友達として付き合うというのもどういうものだかそれはないだろうと思う。ネット上の友達というのだろうか。年寄には友達は多いに越したことは無いが、ネット友達が欲しいとは思わない。

  石垣島田んぼの会を始めて、その連絡方法としてフェースブックが良いと言うことで、ネットの専門家の高梨さんがわざわざ家に来てくれて、フェースブックを設定してくれた。そうしなければ出来ないことだった。

 ブログを始めたときも、TAKEさんが家のパソコンで設定してくれた。今回もよく分からないまま、ともかく石垣島田んぼの会の連絡がうまく行くようにお願いした。

 石垣島田んぼ勉強会(自給のための有機農法の田んぼ作り) | Facebook というグループである。皆さんが登録申請をしてくれれば、メール連絡をしないでも連絡が付くと言うことらしいのだが、まだ全員が登録してくれたのかは確認できないし、全員がフェスブックを見て連絡を確認してくれるのかが頼りない。今のところ不安なのでメール連絡もしている。

  プライベートグループと言うことでグループ以外の人が見られるのか見られないのかもまだ分からない。登録してくれた人が見ることが出来るのは確かである。フェースブックを見るためにはフェースブックに登録していないとならないことは分かっている。

 この石垣島フェースブックというのは閉じたグループの仕組みのようだ。つまり、登録していない人には見ることが出来ないようだ。それが良いことなのかどうかは少し迷う。誰でもが申請して私が許可すれば、見れると言うことになるのだろうか。この辺がよく分からない。

 このグーブログであれば、誰でもが見ることが出来る。フェースブックというものはそうではないらしい。フェースブックにはさらにプライベートグループというものがあるようだ。何故か全く知らない人から、登録申請がある。これはどういうことなのだろう。登録しないでも見ることが出来るのだろうか。内容を見ないで知らない人が登録を申請すると言うことはどういうことなのだろう。

 フェースブックというものの仕組みや実体は全く分からない出来た。どう対応したら良いのかも分からないので困った。知っては居る人だが、友達というわけでも無い。たぶんここでの友達は翻訳がおかしいのだろう。知人ぐらいの方が近いのでは無かろうか。

 そういうことはともかく、始めて見ると写真の投稿がしやすい。田んぼの情報を上げて行くには、実に具合が良い。石垣島田んぼの会はフェースブックで逐一様子を上げて行きたい。どうやって、新しい田んぼが始まるのか分かってもらえるだろう。

 昨日も海水選と川での浸種をやった。その動画まで誰かが掲載してくれている。みんなに写真を載せてくれるように頼んでいる。私は写真を撮る余裕が無くいつも取り逃してしまうので、様子が分かり有り難いことだ。

 これならその日休んでもどんなだったのか様子が分かり良いだろうと思う。石垣島田んぼ勉強会はフェースブックの御陰でうまく進むのかもしれない。連絡もメールよりもフェースブックに載せれるようにと言われているのだが、本当にフェースブックで連絡が付くのかが不安である。

 メールを見る人と、フェースブックで確認する人と、どっちが確実なのかと言うことがあるような気がする。一人でもフェースブックに登録しない人が居ればそもそも成立しない。フェースブックに関わりたくないという人を無視していいものだろうか。

 田植えは7月25日が予定である。場合によっては8月1日になる。このあたりで、話し合いを持つ必要があるかもしれない。ネット利用の仕方で、うまく参加が出来ないと言う人がひとりでもいて欲しくないと思うわけだ。

 田んぼの会の仕組みは全国どこでも出来ると思っている。市民がイネ作りを始めなければ、日本の伝統的イネ作りは失われると考えている。そんなものはなくなった方が良いというのが、日本政府の考え方なのだ。菅氏は国会答弁でそのように受け取らざる得ない発言をしている。

 農家が稲作を出来なくなる可能性は高い。小さな農業経営では経営できないのであるから、中山間地では稲作農家は成立しない時代が来る。その時に日本の稲作を支えるのは、農の会のような自給農業者ではないかと考える。

 世界の流れを見ると、国際競争力を目指す人達と、自分個人の暮らしを大切にする人達とで、社会は二分して行くのだろう。相容れない価値観が対立すら無いまま、互いを軽視、侮蔑し、それぞれの道に分かれて進むのだろう。

 悲しい社会ではあるが、社会の階層化は進む。それを止めることが出来ない以上、自分の生き方を社会の流れを無視して見つける。自分らしい一生を送る手段を作る以外にない。食糧の自給はその一歩だと思う。繰返し書いているが、一日一時間食料のために働けば食の自給は可能だ。

 石垣島にはまだ越してきて3年。そんな新規移住者でも新しい場所で田んぼを始めることが出来るという事例にしたい。難しい場所もあれば、歓迎されているような場所もある。石垣島での実際の姿をフェースブックに記録出来れば参考になるだろう。

 始めるためには難しいことはどこにもあるのだろう。始めたいという人が居たら、出かけていって協力したいぐらいだ。しかし、それも出来ないので、フェースブックでできるだけ情報を出して行きたいと思う。余計なお世話だと思う人も居るかもしれないが、参考に成る人も居るだろう。

 と書きながらも、このフェースブックはどうも誰でも見られるというものではないらしい。この辺をどうして行くかである。誰か興味のある人が登録をしてみて貰えないだろうか。そうして私が許可をすれば参加できるようになるのかがわるのでは無いか。

 - 「ちいさな田んぼのイネづくり」