第51回 水彩画 日曜展示
第51回 水彩画 日曜展示
244「篠窪の畑」
2021.4
245「坊が峰の空」
2021.4
246「八ヶ岳夕景」
2021.4
247「野尻湖からの妙高山」
2021.4
248「藤垈の桃の花」
2021.4
249「南アルプス」
2021.4
250「蓼科山・秋」
2021.4
小田原に来て、農作業をしながら絵を描いている。昨日は一日水路を直していた。一昨日は雨が降って農作業がなかったので、箱根仙石原を描きに行った。半分絵を描いて、半分農作業である。
このくらいがちょうどいいようだ。生活があって、その気持ちが絵を描くことに繋がっている。今回展示している絵は石垣島で描いた絵である。毎週7枚の展示にしようと思ったら、出来た絵がだいぶ先まで準備されている。
今小田原で描いている絵の展示は一ヵ月ほど先になる。一日一枚以上書いているという事である。今回小田原生活は20日間になるが、たぶん20枚くらいにはなるだろう。慌てて描いているのでもない。自分の描きたい気持ちに従って描いているのだが、これが今の状態である。
2拠点生活である。良い生活を選択したと思っている。今回戻って、藤垈周辺をずいぶんと描いた。確認できたかもしれないこともある。何故こう言う風景が描きたくなるのかである。自分の色彩は、藤垈の春の色から来ているという事もわかった。
色彩は体に沁み込んでいる。作ったという物ではなく、目の機能のようになっている。人それぞれなのだろう。氷の世界で育った人と、砂漠で育った人では目の機能が違う。藤垈という、微妙で多様な色彩の中で育ったという事なのだろう。
この色で描いていると気持ちが良いという事になる。石垣島の強い色彩で描いているので、改めてそのことを確認できた。環境を変えてみること以外に自分が変わるという事は出来ない。絵を変えたかったので生活環境を変えた。自分には必要な選択だったことが分かった。