第46回 水彩画 日曜展示
第46回 水彩画 日曜展示
208「まっつぅんだ」
2021.3
209「崎枝に湧く雲」
2021.3
210「篠窪の斜面畑」
2021.3
211「ヤシと海」
2021.3
212「MAGOの森」
2021.3
213「篠窪の花の頃」
2021.3
214「名蔵湾の田んぼ」
2021.3
こうして展示してみると、進んでいるのやら、後退しているのやら。動こうとしてはいるようだが、方向がバラバラで不明。様々な絵が表われている。今こうしか描けない。一枚描くごとに方向が違う。自分には今のところこれ以外に出来ない。
それはそれで仕方がない。ともかく毎日一枚続けてみる。方向が出てくるものであるのなら、いつか方法は定まるだろう。無理矢理こういう方向にと決めつけることは、悪いことだろう。焦る気持ちはすごくあるが。焦らない方が良いだろう。
自分を見極めるために描いているのだから、こうして大きく揺れ動くことが今の自分なのだろう。自分が出来るあらゆる事をやってみるほかない。良さそうな絵を描くのが目的というわけではない。まとめようとか、結論を出そうとかすることは意味がない。
今は禅の心境で絵を描こうとしている。いわゆる無念無想で絵に向かう。何か意図的なものを絵を描くことに持ち込まない。ただ絵を描くことに専念している。そうすると、絵はばらついて表われる。自分というものが定まっていないと言うことだろう。
そういうことが分かっただけでも、日曜展示を続けてきた意味がある。先のことはよく分からないが、毎日描いていることだけは確かだ。いいような、ダメなような、不安なことだが、ともかくやれるところまではやるつもりだ。