第177 水彩画 日曜展示
第177 水彩画 日曜展示
日曜展示が月曜にずれてしまった。上野の都美術館の中庭で撮影したものだ。
10号前後の作品である。
348「佐渡の港」
2023.9
349「佐渡のいけす」
2023.9
350「飯盛山秋」
2023.9
351「桂林の公園」
2023.9
352「樹木」
2023.9
253「戸隠山」
2023.9
今回は水彩人展の準備に小田原に来ていて、絵を描く時間が取れた時に描いた絵である。沢山の水彩画を見て、そこから押し寄せてくるものをうけとめながらの制作であった。すごい刺激があったので、自分が変わるのかどうかと思ったは、変わらないものだと描いていた。
会場で自分のために描いている絵がどれかと思いながら見ていた。そういう絵がだんだん増えてきている。みんなの絵をその人の内なるものとのつながりだけで見た。いかにもありそうに見せかけている絵が多い。その人の体質のようなものからにじみ出た絵は心にしみる。
私の絵はそこまで行っていない。自分と向かい合って描いていることだけは確かなのだが、何かまだ絵空事だ。自分に何もなければ、何もないように描けるはずだ。ありげに描くことが一番怖い。ただ自然に小脳的に描くことを目指したい。